司法書士・行政書士・社会保険労務士 おくむら総合法務事務所 の日記
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またもや「失言」での辞任
2011.09.11
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昨日、鉢呂経済産業相が失言の責任を取って辞任しました。
猫の目のように首相が変わり、組閣がされていますが、その間、総選挙は1回。必ずしも民意によらない内閣で、このような不祥事が後を絶ちません。
なぜ?そのほとんどは、大臣の本来の仕事でない部分での、人間としての失策。顔に絆創膏貼り付けた間抜けな農水相もいましたね。
今の日本。本当の正念場です。震災復興と経済の回復、山積する外交問題、少子高齢化、財政赤字、雇用、年金…。素人の私が考えても、数え上げればきりがない喫緊の課題を解決してもらわなければならない事態です。野田首相にどれだけのことをしてもらえるかは、現時点では未知数ですが、とにかく期待するしかありません。直接私達が選んだ人ではありませんが…。
私が不思議に思うのはいわゆる大臣の「横滑り」。政治主導を掲げる民主党の大臣という職業には専門知識は必要ないのでしょうか?私はそんな人に大臣になってほしくはありません。現任大臣でも大丈夫?と感じる方が複数います。誰とは言いませんが。実は鉢呂さんはその一人でした。原発事故の収束、日本経済の再興という大事業をこの人に任せられるの?という不安を感じました。しかし、鉢呂さんは私の期待を違う意味で裏切ってくれました。政治家としての力量ではなく、人間力で。
怒り心頭です。国会議事堂はアホの巣窟か?歳費を全部返上して復興予算に組み入れろ!