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イスラエルとパレスチナ。アメリカの仲介も限界では??

2011.09.24

パレスチナの国連加盟問題で、アメリカが拒否権を発動するとか。国連への加盟が、問題解決にはつながらないというアメリカの言い分。確かにそうですが…。問題を作ったのは誰なのでしょう。その当事者が仲裁に入っても信頼できる仲介役になれるとは思えません。アメリカは、結果としてアラブ世界全体を敵に回しているといっても過言ではありません。ここは第三者が新しい仲介役に入ってみるというのはどうでしょう。適役かどうかわかりませんが、日本がその役を担うことは可能だと思います。はっきり言って、今の日本は国際社会のおいて、顔が見えない存在でしょう。だからこそできる役割があるはずです。日本はアメリカの軍事力に守られながら、先の大戦ではドイツと同盟を結びました。旧連合国でない日本は、イスラエルには敵か味方かわからない存在。そしてアラブ諸国にとっては、石油を大量消費する大口顧客。そしてイスラムに対するアレルギー反応も欧米諸国にくらべほとんどありません。100%中立という国は存在しないはず。唯一の被爆国という点でもイスラエルにものが言えるかもしれません。個人として世界を舞台に活躍する日本人は数多くいらっしゃいます。それに比べ、経済大国として数字上は大国ですが、国として外交の主役になることがここ数十年なかった日本。アメリカの考えと一線を画した独自の「正義」を唱えることで、世界から尊敬される国になれないでしょうか。もしそうなれば、主役となるのは野田首相と玄葉外相…。やっぱり無理かな~?個人的にはパレスチナの国連加盟は当然の権利だと私は考えます。

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